雑に飯を食う するめいか編
するめいかの美味しい季節だ。
スーパーで見かけるものが大きくておもわず買ってしまう。
切る前から美味しそう。
大きいから身が厚いね。
僕は刺身が好きなのだが、妻はあまり好まない。
醤油漬けにすると食べるんだけどね。
せっかくなので家族で食べられるものにしたいな
・・・いかしゃぶはどうだろう。
そぎ切り、そぎ切り、と。
そしていかしゃぶの写真を撮り忘れるという失態。
見た目は悪かったけど美味しくいただきました。
ところで少し時を巻き戻して
これだけ大きいいかなら…
うん、肝も立派なもんだ。塩辛を作ってもよさそうだけど
なおさら僕しか食べられなくなってしまうな。
肝には塩をしておこうか。
別の皿に取り分けて、塩をかけて水分を抜こう。
水を抜かないと生臭みの元になるのでしばらく放置。
さて、美味しんぼでやってた肝の塩漬け作って
からすみより美味しい！とかやろうかな。
からすみ食べたことないけど。
などと思いながら
イカ肝そのものの食べ方を検索すると
いか肝の干物かあ。
そんなに美味しいのか。やってみるかね。
塩をして3時間ばかり放置。
時間に根拠はなく出かけて帰ってきただけ。
そうするとある程度水分が出て滴らなくなるので
お皿にキッチンペーパーを敷いて窓辺へ。
風が当たりながらも
日当たりが悪いところで陰干しをする。
漫画では冷蔵庫となっていたが
スペースがなく、こうなった。
寝る前にもキッチンペーパーを変える。
次の日も一回変えたがほとんど濡れてなかった。
2日後…
表面が固くなっているが
押すと弾力が感じられる。
いいでしょう、食べてみますか！
表面は乾いて固くなっている。
中はやわらかめだけどしっかりしている。
切れ味の良い包丁なら崩さずきれいに切れると思う。
…これはどう考えても
日本酒だな。2合くらい飲みたいので
2合瓶を買ってくる。
いただきます！
うまい、うまいぞー！
塩辛を10倍濃縮したような
こってりした旨味が口に広がる。
なによりうれしいのは
まったく生臭みがないのだ。
最初の水抜きがうまくいったからだと思う。
こってり感は人によっては
くどさを感じさせるかもしれないので
大根おろしと一緒に食べるのをお勧めする。
大根がくどさを洗い流してくれるので
無限に食べられそう。
あとは白飯と合わせるとかかな。
どんぶり飯食ってしまいそうだ。
お腹がまた育つ。
…あっという間に肝を食べ
2合のお酒もなくなった。
もう一本たべちゃおうかな。
ちょっと気になるのが
油が肝からすごく出てきていることだ。
なめるといかの匂いのさらりとした油。
これがこってりとした旨味を
生み出しているのだろうが
肝油という言葉が頭に浮かんだ。
過剰摂取はダメな
ビタミンＡやＤが含まれているのではないかな。
あと体にいいものが含まれていたとしても
油は油。ハイカロリー🐷
仕方ない、一日一本だ。
もう一本はまた後日。
裏を返せば、もう一日楽しめるということだ。
うふふふふ…
ちなみに大きいいかだったので
0.8パイ分くらいの身は妻も食べられる
醤油漬けにしようか。
僕の心の中では沖漬けだ。いか生きてないけど。
醤油とみりんを目分量でいかの切り身にかけて
唐辛子をかけて一晩放置。
醤油の染みたいかを
朝ごはんとして白飯と合わせて食べます。
一人一合以上の米を食べてしまう。
肝の油のカロリーを気にするのに
米をバクバク食す夫婦。
冬だからね、寒くなるからね、しかたないね🐷
いやー、この時期のするめいかって本当にいいものですね。
