中年リーマン、へじくま日々を生きる

しがない中年サラリーマンが好きなことを書いてます

選挙が近いと、政治の話をされるが戸惑う

 僕は営業職である。

 

入社してすぐ先輩に習った。

お客さんとは

「政治・宗教・スポーツ」

この3つの話は避けろ、と。

 

 人によって好みや信じるものが明確に分かれることを

話すとトラブルのもとになるからやめよう、という

趣旨だったと思う。

 

 今では立派なひねくれものになった僕だが

とっても素直な時代にもらったこの教えは

忠実に守り続けていて、こちらから話に出すことはない。

 

 …こちらからは。

 

 選挙が近くなるたびに政治を熱く語りだすお客さんが

一定数いる。とても困るし戸惑うのだ。

 

 よく意識高い人々が

日本では選挙について話すことがタブーになっていて

意識低いみたいなことを言うのだけど

 

 意識高い低い以前に商談中に

政治の話を、それも支持政党をはっきりさせた上で話をされると

その主義主張が自分と合う合わない関係なく

営業職としては目の前に地雷の山を

ばらまかれた気分になるのだ。

 

 大体熱く語る人は支持・不支持の理由が

細部までガチガチに固まっているので

迎合しても、その理由に納得されなければいけないし

さりとて迎合できない主張でも

反論はできるわけがないので延々と話を聞く地獄が待っていて

返し方間違えるとやっぱりだめだし

 

 どうあっても会話の選択肢を間違えると大爆発。

ロクな目にあわない。

 

 だから政治の話をされる時は、相手の主義主張にかかわらず

大抵半笑いで本当につまらない反応を返していると思う。

口下手、聞き下手な喪黒福造。

 

 ちなみにこれは仕事に限ったことでもなく

プライベートでも政治・宗教の話はしたくない。(スポーツはする)

 

 めんどくさいから。

 

 政治に関する話をしないなんて意識低いと言われちゃう。

そう思われていいと思っている。

政治に熱い人が例外なくめんどくさい人ばかりなのを

経験した結果こうなっただけで。

 

 僕は平和に生きていたいのに

主義主張関係なく熱い人みんな、意見が違う相手に対して攻撃的なんですもの。

また先に細部まで理由が固まっていると書いたが

言い換えると是々非々がない。

 

 僕は選挙公報が届いたら

立候補者の○○という政策には賛成だけど××の部分はいまいちだなあ

みたいなのを天秤にかけてどの人がよさそうか考える。

 

 なので過去の投票先はおそらく一貫してない。

 

 だけども、めんどくさい人たちは党派性ありき結論ありきで

プロセスを捻じ曲げてくるので話ができないし

繰り返しになるが攻撃的で関わりたくない。

 

 ディベートすべし、という人もいたんだけど討論というより

僕の意見の完全抹殺が目的のように感じてげんなりしたことがある。

 

 ただこんなんでも政治に対してはこうあってほしいという意見はあるので

ちゃんと投票行って、自分の意志は示してくるから勘弁して。

 

 今日もお客さんのところで政治の話をされて

疲れてしまったので愚痴っぽく書いてしまった。

早く選挙終わってー。