中年リーマン、へじくま日々を生きる

しがない中年サラリーマンが好きなことを書いてます

テレワーク浸透の歴史(身の回りだけ)を書き連ねる。

 僕は今日もテレワークをしている。

疲れたのでこんなところに駄文を連ねているが

やることやった上で、+αの仕事で煮えた脳みそのクールダウンなので

文句を言われる筋合いはない。

 

職場での雑談や喫煙者がたばこ部屋行くのと変わらないと思う。

 

 ところで仕事がテレワークと相性がよいというのはありがたいことだ。

ある程度は直接人と会わなくてはならないが

コロナ以前と比べ体感で7~8割、テレワークに置き換わっている。

 

 それに感染者も増え、ワクチンもかなり接種率が上がってきているとは言え

コロナは医学的にも、社会的にもまだまだ普通の病気ではない。

 

 すなわち感染してしまった時の症状・後遺症がやっかいなうえ

本人に「お大事に」だけではすまず

接触者の特定や消毒、場合によってはお客さんにも迷惑をかける可能性がある。

テレワークでそういったリスクを減らせるのはありがたい。

 

 思い返すと新型コロナウイルスにより、仕事に影響が出始めたのが

2020年2月から3月。約1年半前。

 

 2月の終わりごろに外勤・出張禁止のお触れが出た。

出張先のホテルで連絡を受け

慌てて帰ったのを思い出す。

 

 その後基本的に在宅勤務となり

ZOOMやTeamsといった

web会議ツールを使い始めた。

 

 3月~4月はまだすぐ収束するだろうという雰囲気と

上司の「在宅だから時間は無限にある」

という考えで、くっだらない会議を延々とやっていた。

 

 会議なのに何も決まらない。

延々と上司の、熱意がどうたらという演説ばかりで

時間の無駄だったことだけは覚えている。

一部お客さんは直接来てほしい、という要望があったので

それを理由によく逃げていた。

 

 5月でも収束せず

「webツールを使って仕事しないとダメそうだぞ」

と思い、賛同してくれた同僚数人と一緒に勉強し5月終わりには

得意先にweb商談をお願いをし、ごく一部とはwebで商談ができた。

 

 大半の得意先には断られたけれど

向こう側がつかえないという理由がほぼすべてだったのだ。

 

 この時に上司から受けた

「webでの商談なんて仕事じゃない」

「熱意が伝わるよう直接行け、だめなら手紙を書け」などの説教は覚えている。

 

 だが得意先によっては直接訪問できないままの事例も出ていたので

無視して有志とweb商談を続けていると

少しづつ対応してくれる先が増えてきたが

コロナが減り続けていた時期でもあり

上司は外に出ろなどと、なおも否定的なことを言っていた。

 

 ところが10月ごろには同業他社によるweb商談が増え

弊社も慌てて、やれ!という指示を出しはじめた。

 その月の会議で上司がweb商談の大事さを語り始めたときは

ミュートにした。まともに聞いているのがバカバカしかったから。

 

 またそのころは感染がまだ落ち着いていたので

同じ会議中に同じ口で、営業は外に出て足で稼げ論を言い始め

この人は正気なのかと本気で疑った。

 

 その後、秋から冬にかけ感染者が増え

電話やメール、郵送で済む用事は

そのようにという得意先も増えてきた。

 

 商品の発注を決めるプレゼン大会なんかもweb上となり

業界にテレワークが浸透してきたのを感じたのは

この時期だったかもしれない。

5月ごろには受け入れられていなかったことが

半年後の2020年11月には多くの先で出来たのだ。

 

 しかも

それまで得意先について準備して

自分の番が来るまで待ちぼうけ

プレゼン終わった後も待ちぼうけ(他社のは聞けない)

往復の時間も合わせ3~4時間かけていたのが

 

 家で出来て

自分のプレゼンタイム以外時間がとられなくて

よくなったのは革新的な出来事だった。

 

 それから約1年となるが

特に用事がなければ内勤は自宅で出来るし

外部とのやり取りも電話、メール、ZOOM、Teamsが

さらに増えた。

 

 高齢の得意先にはやはり直接行かなくては

話がすすまないことが多いので、外勤自体はなくなっていない。

それでも先に書いた通り、以前と比べれば2~3割しかないので

肉体的・時間的にも余裕があり、よい商談ができている実感がある。

 

 コロナ前は時間いっぱい営業に出ることを求められ

インプットは時間外に無給で行っていたので疲れていたのだ。

おかしな文化がなくなってとても満足している。

 

 あとは接待もほぼ0になったこともいいね。

 

 そんな中、上司は毎日外勤、出張を繰り返している。

今、緊急事態宣言出ているところにも行っているが

大丈夫なのか?用事がどう聞いてもメールか電話でよさそうなのだが。

 

 結局昔の経験・成功を忘れられず、かつ新しいことに対応できない人間が

革新・感染防御などなど、すべてを邪魔していると思っている。

 

 もう少し言うと世の中が変わるためには

強制的な環境の変化と

昔の成功体験を持った人間から決定権を剥奪することが

大事なのではないかとも思っている。

 

 今回妙に、上司に攻撃的なのは

この文を書く前、その上司から質問の電話を受けた。

ブラウザがEdgeでないとうまく出来ない案件があり

IEで開いていたようなのだが

 

「ブラウザって何だ?」

「えっじってどこにある?(Edgeが読めなかった)」

「えっじでひらいたらyahooじゃないだろ(??? 起動時の設定か)」

イライラしながら「えっじでさがしてもなかっただろ。

Eのところにも、え、のところにもないぞ。わかりやすく言ってくれ」

(上記Edgeの綴りを教えた後。正式名称はMicrosoft Edge

これがテレワークがある程度すすんでいると思われる

弊社の実際でござる。

 

…思うところはあるが、上記の文の倍以上は悪口を書けそうなので

今回はこのへんにしたいと思う。