中年リーマン、へじくま日々を生きる

しがない中年サラリーマンが好きなことを書いてます

サンタは来た。営業は行く。そして邪魔にされる。~年末挨拶の在り方について考える~

クリスマスも滞りなく終わり

年末へ向けてラストスパートだ。

息子のところには無事サンタがやってきて

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キッチン

これを置いてった。デカい。

 

「お料理すゆかや(するから)まってて」

「フライパンでスイカやく(?)」

「お鍋でたまごやき(?)」

 

おやじサンタとしては楽しんでくれてなによりだ。

 

さて、本題に入ろう。

年末挨拶って邪魔じゃない? 

師走である。

僕は営業職についており、得意先への年末挨拶というものがある。

ぶっちゃけ、先週までにすべて終わらせているが

会社からは年末ギリギリまでお得意先へ行くよう指示が来ている。

 

働いて1年目から感じていたけど

年末ギリギリの挨拶って得意先からしたら邪魔では?

 

お客さんもそうだけど、取次をお願いする受付や事務の方も殺気立っている。

そりゃそうだ。忙しいもの、師走だもの。

そこへノコノコ来て別に大事な話があるわけじゃないんだもの。

 

なので僕は2年目から12月20日前後、第3週くらいまでに

得意先には、よいお年をお迎えください、とご挨拶をすませるようにしている。

 

妻が受付側の業務にいたことがあるので聞いたら

営業が年末忙しい時に来るのはホントに邪魔くさかったそうだ。

 

クソ忙しいのに自分の仕事が滞る。

お客さんに取り次ぐと、自分のせいじゃないのに機嫌悪くなる。

会っても手紙やメールじゃだめなのか、というような内容しか話さない。

 

あたりが理由だと言う。

 

自分の肌感覚と合致していてなによりだ。

 

だけど会社は、年末ぎりぎりまで挨拶・訪問だー、と。

 

挨拶する側、される側、齟齬は何から来るか

会社としては

①得意先に感謝と来年もよろしくの気持ちを伝える絶好の機会

②忙しい時に時間をかけて来てくれることを、得意先も評価している。

③直接、伝えることがなによりも大事。

④ご挨拶しないことで得意先に無礼だと思われ今後に影響する。

 

挨拶の位置づけはこのあたりだろうか。このくらいしか思いつかない。

 

一つづつ考えてみる。

①について

感謝とよろしくの気持ちを伝えるのはとても大事ということは僕も同意する。

言いやすいタイミングなのも同意する。

②について

相手の隙間時間に会えればそうかもしれない。

ただどんないい挨拶でも忙しい時にされて、気分がよくなる人はいるのか?

③について

どう見ても忙しい得意先には事前に手紙を書いて訪問している。

会えればそれでよし。会えなければ手紙を渡す。

メールできる先にはメールを出す。

それは自分がプライベートで車や保険会社からメールや手紙でご挨拶いただくと

お気持ちがとてもありがたく感じるから。

そして忙しくてもひと段落着いたときに読めるので、頭に残る。

むしろ、直接来られると困る気がする。

④について

これは得意先によるだろう。

僕の今の担当では、すべての得意先に早めに済ませても問題ないが

中には、年末最終日に挨拶に行かないとぶちぎれるお客さんが

ごくごく一握りいることがあるので見極めは大事だ。

だけど日頃、良好な関係を作っているのに、年末挨拶を欠かしただけで

悪影響が出る得意先は、早晩問題が起こるような気もする。

 

以上から考えると営業職に年末挨拶しに来る人がいないので

自分がされることに想像力が及ばないのが原因か、と思う。

あと長年やってきたので止められない、といったところか。

10数年営業をやってきて今のところ問題のない挨拶のまとめ

・前提として自分がされる側ならどう思うかは考えておく。

・12月中に訪問しなければならないなら20日ごろまでに済ませる。

・メールや手紙は多用する。得意先も忙しいので。

 その代わり文章はしっかり考えて出す。

・時には例外がいるので、そういう得意先の空気は事前に感じ取っておくこと。

 可能なら前任者や、事情を知っている人から情報収集しておくこと。

 

こんな感じでゆるゆるとやっている。

というわけで今日は車や机の掃除がはかどったのだった。

 メリークリスマス。