雑に飯を食う げんげ編
先に書いておくと、今回は材料こそ変わっているものの
正しい下処理や調理法などは一切でてこないので
何か参考にされたい方はこれを閉じて他の方の書いたものを
読まれた方がよろしいかと思う。
地方出張だった。
泣きそう、吐きそうな距離を車で日帰りしてきた。
帰っても今日は妻子がいない日だった。おおう…
…よし、げんげを食べよう。
まあ、いないのは最初からわかっていたのだけど。
地方のスーパーで買い物した時に魚売り場にあったので
あ、美味しんぼで見たやつだ
食べたいと思い買ってしまった。
すごいぞ、地方スーパー。
開けたけど匂いがほとんどない。
血を洗い流すとホントにわずかな魚の匂いがあるけど
不快さはまったくない。
さてさて、げんげとは
いつも勉強させていただいているサイト様を貼る。
アゴゲンゲかな、これ。
とにかく粘液というのか、表面がぬるぬるしている。
だけどこのぬるぬるを下処理で落とす必要もないようだな。
ふむふむ、煮つけ、フライ、ムニエル、味噌汁が美味いとな。
…
下処理がいらないなら煮て食べればいいじゃない。
すごい、ぷるぷる。
滑って箸から落ちそう。
3分くらいぐつぐつ。
ポン酢にイン。
紙皿、割りばしなのは本当に洗い物が嫌なため。
ゼラチンに魚の身が包まれているみたい。
いただきましょう。
ぷるぷる、もぐもぐ。
美味いぞー!
見た目通りゼラチン質がメインなのだが
それに包まれた身が臭みや癖のない上品な白身なのだ。
フグとかアンコウに近いかも。
上記の通り雑に煮ただけ。強いて言えば日本酒を少量入れておいただけ。
なのにすごいぞ。げんげ。
そして骨が少ない。
噛み切れるレベルの背骨(?)とわずかな細い骨があるだけ。
ごみも少なくてうれしい。
出張先に住んでいる人たちは毎日こんなに美味い魚を食べてるのか。
いいなあ。…そんなわけないか。
書きながら食べているので〆を雑炊か鍋用ラーメンか決めかねている。
どっちにしようかな。うふふ。
これなら日帰りの強行出張も悪くない…
いや少ないに越したことはないな。しんどい。