中年リーマン、へじくま日々を生きる

しがない中年サラリーマンが好きなことを書いてます

在宅勤務に思うこと

 コロナウイルスで世界が大変だ。

僕の属する業種も影響を受けている。

 

 僕は営業職なので、必要以外の得意先訪問が自粛となっているのだが

出社が必須となる業務が少なく、社員間での感染を防ぐため

25日現在も在宅勤務が続いており、まもなく1か月になる。

 月末までは継続のようだ。

 

 解除された後も、おそらく訪問は制限がかかった状態が続くだろう。

状況を見ながら動くしかないので、なるようにしかならないと

腹をくくるだけだ。

 在宅勤務の自分が思うメリット 

 だが在宅勤務で動けないのも悪いことばかりではないと思っている。

というのも、インプットの時間をしっかりと取れるから。

 

 僕の職場は

業務時間いっぱい得意先訪問をすることを求められているため

アウトプットが必要となる仕事なわりに

インプットの時間を業務時間内で取ることが難しい環境なのだ。

 

 結果として、業務時間外に自己学習するしかないが

残業代はもらえないので、インプットは業務じゃないのか?

という疑問を常々抱いていた。

 

 なので業務時間を、勉強に費やせるこういう機会はとても助かる。

そして僕は一人で何かを行う方が

はかどるし自分のペースで出来るから

とてもストレスが少ない。

定期的にテレビ会議を行い、必要な連絡も届くので

ずっとこの形式でいいのでは?とも思っている。

 

 内勤業務の多くが出社を必要としないことに気づいたのも収穫か。

それを可能としてくれたIT技術の進歩に感謝。

 

メリットとしては

 ・マイペースに勉強と内勤業務を進められる。

 ・ストレスが少ない。

 ・在宅業務に適したシステムが今の会社は動員されている。

こんなところか。

 

 今後、得意先訪問日と勉強&内勤日と

はっきり分けた上で勉強&内勤日は在宅勤務ならいいなあ。

疲弊しすぎず良質な得意先との交渉ができると思うのだけど。

 

 

在宅勤務の自分が思うデメリット

 仕事内容だけ言えば無い!というのは大げさか。

僕の方はこのままでもいいとすら思っているが

会社としてはそうはいかないというのは多くの課題を

毎週下ろしてくることからも想像できる。

 

 つまり給料を出しているにも関わらず

出社してこないので、直接管理下に社員を置けず

課題を提出させるという形でしか

在宅でちゃんと仕事をしているかどうか判断ができないから。

 

 だけど妙なお題のレポートを書かせるより、

事前に議題を決めてテレビ会議を行うなどで

会社の懸念も解消できるような気もするのだが。

 

 普段の会議がダラダラした割に得ることが少ないのは

・事前に何をやるかわからない

・議題が決まってても皆、業務過多でそれを考えるほど余裕がない

大抵これが原因でグダグダになっているので

今回のように時間がある時に議題を決めて事前に考えれば

内容の濃い話し合いができて会社も社員もWinWinだろう。

 

…それができていればもうやってるか。

 

 他にも単身・独身の人の中にはもう限界、という声がちらほら聞こえる。

なんでも、他者と関わることが極端に減ったのでメンタルに来るそうな。

僕には理解しがたいけれどバリバリの営業マンだとそうかもね。

 

 ・会社が管理できない

 ・他者とのつながりが少なくなることによる弊害

 ・システムは在宅勤務に適しているのに人がそれについていけてない。

 

 在宅勤務の進まない理由はこんなところだろうか。

ちょっと考え方を変えるのと工夫でどうにかなるような気がする。

在宅勤務のための技術も導入されているわけだし。

でも長く続けてきたというだけでも制度を変えるのは難しいのかな。

 

 ここまで書いてきてなんだが在宅勤務が進まない大きな理由を

分かっていて、あえて触れずにいる。

 それはこんな時間に気分転換の名目で

こんな文章を書いている僕のような社員の存在と

隣の部屋から聞こえる

「とうしゃん、あそぶよー」

という声だ。

 

 本気で仕事しなきゃならない時は

妻にブロックしてもらっているけど

普段いないはずの父ちゃんが家にいるとうれしいらしく

この1か月ずっとハイテンション。

 

 小さい子供がいると在宅勤務は厳しいねー

とか言いつつ合間に子供と遊んでいるのだ。

気分転換、気分転換♪